コーチの教えである、ライバルに勝つ、について考えてみました。ご興味あれば3/8の投稿も参照してください、下の図をご覧下さい。
あるレースにおける男子競技者の競技年別タイム(名前は仮名)
av. :平均値、
※平均値の算出においては年齢が下のクラスでの最大タイムより遅い選手のデータを削除する等の算術加工を行っている
北関東で行われるこの大会参加者のうち、小学校高学年から数年連続して参加している競技者を集めてみました。比較のため、メンバーで今年度参加予定の山口 さん(仮名)を載せてあります。
各選手小学校高学年から中学生になるあたりで5秒程度のタイム短縮をしています。
中学生になるとタイムの伸びはやや鈍るように感じます。これは女子選手と同様の傾向です。
データをまとめる中で、次のような女子選手とは異なる事実が判りました。
・トップクラスの選手は小学校高学年から既にクラス平均値を超えていること
・クラス平均以上の選手がトップ選手の中に入った例は少ないこと
・タイム平均値を押し上げている(大きくしている)のは、1、2年参加しその後競技を続けていない競技者であること
・タイム争いの中で逆転は難しいこと
・トップになるためには、1年間に5秒以上タイムを縮め続ける必要があること
厳しい現実が判りましたが練習次第で逆転が可能です。選手の皆さんはトレーニングを重ね、この大会で1分を切れるようタイムアップを目指してください(esezou)。
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