皆さんこんにちは。
スキーを題材とした映画「疾風ロンド」が公開されました。アルペン競技を愛するものとしてどこが見所かをお伝えしたいと思います。なおネタバレがありますので注意してください。
あらすじ、映画そのもの、劇場等の情報については割愛します。
さて見所はスキーチェイスとでも言うんでしょうか、
【ここからネタバレ有り】
どどめいろこと折口 栄治(ムロツヨシ)と千晶(大島優子)との、スカイラインコースを使った滑走シーンが圧巻です。
追われるほうはハーフパイプもこなせる短めの板、追う方はスノボ国体選手(アルペン?)、
普通ならスキーがスノボに負けないと思うのですが、上手い演出に違和感は少ない。
と言って速度感や斜度感を映像加工した感じななく、スタントの演技が自然に大きな緊迫感を生み出します。
またアイポイントがすばらしく、浮遊感や気持ち悪さは感じない。
スカイラインの斜度と長さを考えると撮影は大変だったでしょう。
このシーンはもう一回見たいかな。
一方林間シーンはワタスキでもあったし、域外滑走を助長するようであまり好みません。
映像のテンポ、配役も良く、スキー愛好家でなくとも見ても損はない1本かなと思います。
大人の恋の駆け引きと、中学生のそれとの対比、大事な場面での子供の成長、お父さんの決断エピソードも映画作品としての見所でした。
と言うわけでぜひ見ていただきたいと思います。
因みにようつべをみるなら「主題歌」の1'07"付近から スキーチェイスシーンがありますのでご参考に。
「かっこうのなんちゃら」で東野作品に疑問を持った方にもお勧めです。
あれは監督と脚本が悪かっただけのようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿