このブログのアクセス解析では「新メンバー募集」をごらんになる方が多いようです。
最近のコーチのブログではこのチームに対する思いがかかれていますが、今日はZERO.1JRに入って良かったなと思ったことを一参加者の視点から書き留めていきたいと思います。
ポール練習ができるスクール、レーシングチームは数ある中で、なぜZERO.1JRを選んだのか。
私達の家族の歴史を振り返る中で再度考えてみたいと思います。
そもそもなぜ競技スキーなのか?
私達家族はなぜ競技スキーをしているのでしょうか。
共になんの資格も所持していない、唯のスキー好きの両親の元に、2人の年子の赤ちゃんが生まれました。
冬になるとうきうきワクワクスタッドレスに履き替え出かける両親の元で、赤ちゃん達も当然のように、歩くか歩かないうちにゲレンデに立つこととなりました。
吹雪の野沢スカイライン、霧の中でみんなで滑った八海山ファストトラック、初めて一人で滑った苗場リーゼン、思い出のゲレンデは沢山あります。冬になるとうきうきワクワクスタッドレスに履き替え出かける両親の元で、赤ちゃん達も当然のように、歩くか歩かないうちにゲレンデに立つこととなりました。
気がつくと二人はジュニアの級を取り、両親より上手に滑れるようになりました。
ある日お父さんは宣言します、これ以上君達に教えられることは無い。
ご存知のようにジュニア1級を取ると大人の2級、1級を取る資格ができます。努力すれば小学校高学年で大人の2級、1級取得も夢ではないでしょう。しかしながらその先、指導員資格は20歳にならないと取得できません。
その間ファミリースキーとしては何をしたら良いの?
その答えがポール、即ち競技スキーでした。
それまで私は「あんな規制されたコースをちまちま滑って何が面白いのか」と思っていました
(それが大きな過ちだと気づくのに時間は掛かりませんでしたが)。
そして笠谷コーチにたどり着くのもさほど時間を要しませんでした。
ZERO.1JRの最大の特徴はコーチが現役のレーサー、セッターであること、
さらにショップを営んで自らチューンできること、参加費用が安いこと、でしょうか。
良くあるジュニアチームでは、入会金と年会費で10万円は驚く費用ではないと思いますが、
ZERO.1JRならその数分の1 高校生のお小遣いでも入れそうです。
用具を上手くそろえればレジャースキーとたいして変わらぬ費用でポール練習することも可能です。
現に我々家族もそんな考えでチームに参加しました。
ZERO.1JRに入る前まで(何度もスクールに通っても)プルークで滑っていた娘が、
ある年お試しで入ったZero1JRのおかげで1シーズンで綺麗なパラレルに。
今では赤倉チャンピオンAコースや八海山エキスパートコースなど名だたるコブ斜大好きです。
北関東のあの大会コースを初めて滑ったにもかかわらず二人ともコースアウトしなかったのは
日ごろの杉ノ原のコーチの厳しいセットのおかげです。
そんな訳で、今では私達家族にとって競技を続けることが、スキーをする目的となっています。
まとめると、ZERO.1JRで練習するメリット
・フェアーな費用で大きな練習効果が得られる
・合宿による集中的効果的な練習と都度参加の比較的自由な参加形態を選べる
・練習環境に恵まれている
・年末年始に長期の合宿日程が組まれており比較的安価に参加可能
・コーチの専門性が高く信頼できる
・セット張り撤収を手伝え、時には旗門員もできる
・杉ノ原ですべると保護者も上手になる
メリットもあればデメリットもあるかと思います。
ZERO.1JRのデメリット
残念ながら川崎(雪無し県)のチームなので北海道の選手にバリバリ勝てるすごい先輩はいない
バリバリやる体育会系ではないので、練習もややまったりしている
チーム内練習だけだと日程的に練習量が少し足りないかも
チームやコーチの手取り足取りの手厚いサポートはないかも
南関東から杉ノ原はやや遠く日帰りは無理、従って宿泊費用はそれなりに掛かる
練習時設置撤収及川崎大会には手伝いが必要
保護者も滑らないと何かとつらいかも(最近は参加者が増えたのでさほどでもないです)
お正月は家に居る間もなくゲレンデで練習だ
最後に(唐突ですが)近代オリンピック主唱の一人、クーベルタンの言葉と精神を引用し、
改めて競技に対する私達の意義を再確認したいと思います。
「オリンピックで重要なことは、勝つことではなく参加することである」
「オリンピックの理想は人間を作ること、つまり参加までの過程が大事であり、
オリンピックに参加することは人と付き合うこと、すなわち世界平和の意味を含んでいる」
競技スキーは、先輩達がその道を示してくれたように、我々が参加する大会が
(ワールドカップや)オリンピックへ直結している、大げさに言えばオリンピックへ参加する
道であると言えなくもないと思います。
こんな事を考えながら、今年もレースの準備をしています(esezou)。
参考:ttp://www.joc.or.jp/olympism/coubertin/
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